目標を明確にすればもっと面白くなる
目標を明確にすればもっと面白くなる
社史を書くようにとの指示を受けた担当者の方は、一様に困惑してしまうようです。
社内報などを作った経験がなく、日ごろから書いているのは報告書や社内通知などだけの場合にはなおさら困ってしまうだろうことは容易に想像できます。
そもそも困惑の原因は、どのようなものを書けばよいのか皆目見当がつかないからなのです。
目標としてもぼんやりしているし、どのような形式がよいのかフォーマットがあるわけでもない中で始めようとすると本当に方向性が定まらずよいものは作れません。
こんな時に大事なのはまず目標を明確にする事で、ここをしっかり決めてしまえばあとは何とかなるものです。
社史を作る目標とは何かについては、実はいくつかのパターンがあります。
ひとつは経営者が書き残しておかなければならないと思うことがある場合で、こういった時には経営層への綿密なヒアリングが欠かせません。
特に創業者の場合には、会社に対する思いは人一倍ですのでそこをくみ取ったものでないと成果物を評価されません。
極端にいえば創業者の人生イコール会社の歴史ともいえますので、そういった内容のものを作るのもひとつです。
もうひとつは経営の軌跡を残すという考え方で、現在にいたる沿革を綿密に精査していくパターンです。
この場合には、毎年の事業報告書などの資料が制作にあたってはおおいに役立つでしょう。
こうした文書が残っていれば、これを再構成することで立派な社史になる場合もあります。